最近自分でも感じるほど、ケータイ関連の情報が少ないと思っています。

楽しみにしている人はごめんなさい。902iを持ってしまった今、今の時点で最新の機能を持っていると言うことなので、新しい技術への興味が持てないのです。それが、俺の好奇心の低下を招き、結果的にBLOGに書く事が無いということになっているのです。

SHARPにおけるSymbianOSの搭載も無事、実用十分な速度での導入となりましたし、ドコモの切り札HSDPAの導入もあと半年程度と現実味を帯びてきました。

何度も書きましたが、2003〜2004年度の急激な携帯電話の成長を過ぎた今、そろそろ携帯電話の市場は飽和状態なのかと思えてしまいます。


機能と言う面では、300万画素オーバーのカメラや、音楽プレーヤー機能の搭載等と言うことではまだまだ改善の余地はあるとは思うのですが、革新的なサービスという面では何かいまいち足りないという感じです。

2003〜2004年度はハードの進化によってユーザーにわくわく感を与えるコトはできましたが、もうそろそろ機能で勝負する時代では無いのでしょう。

これから必要なのは、より、ユーザーのニーズを満たすようなサービスなのですが、ワンセグにしてもオサイフケータイにしてもやはりニーズを満たすという点ではまだまだ足りないんですよね。何かが。

そもそも本当にユーザーはケータイが財布がわりになる事を望んでいるのか?また、マルチメディア系のサービスとしてワンセグは必要なのか?

確かに財布の中身がケータイに統一する事が出来るというアプローチでの宣伝は悪くは無いのですが、やはり財布は必要だし、大手のショップ等のポイントカードなんかが数枚ケータイに入るだけなので、あんまりユーザーには恩恵が無いんですよね。

財布の中身が軽くなりますよーケータイだけで電車に乗れて便利ですよーなんてのは、売り手の視点でユーザーに押し付けている価値観な訳で、買い手の視点で見た場合、財布が数g軽くなろうが、電車に乗れようが、そこに至るための手続きなどを考えると、そこまでして・・・というのがユーザーの本音ですね。

文句ばかり言っているわけですが、では、携帯電話としてのサービスでユーザーにとっても魅力的なサービスってのは例えばどのようなサービスでしょうか?

それはなんだかんだ言ってコミュニケーションツールなんですよね。i-modeなんかはキャリアの必死なサービスの強化などで、モバイルバンキングなどのユーザーにとっても魅力的なサービスを生み出した人対人という構図を利用せずに流行した数少ないサービスです。

そういう例外を除けば、カメラ付きケータイが流行した理由は、人に感動を分け与えたりするということが簡単に写メールを使って出来たのが大きいと思います。

もし、メールで写真を送れず、ただ自己満足のみで写真を撮るだけのツールならここまで流行はしなかったのです。

やはりコミュニケーションが最重要という考えは各キャリアともあるようで、デコメールだのPTTだのテレビ電話だのと言うサービスを出しているわけですが、どれも今の所大成功といえる状況にはなっていません。

どれも結構な手間がかかります。

デコメールは作るのがかなり面倒くさい。改善策として現行端末にはテンプレートが入っています。これで少しはデコメールを使ってみようと思うでしょう。

PTTも一手間二手間。今の所はまだユーザーが少ないコトもありますが、俺が使ってみた時点では、同報メールや電話を使ったほうが楽だなという印象です。

テレビ電話。これは専用ボタンがついたりしたことで、音声通話とほぼ変わらない手間で使えますが、相手が人間という性格上、周囲に音が漏れても問題ないところでないと使うのは大変ですし、顔を見せたくないときもあるので、イマイチ普及には繋がっていないようです。キャラ電使うなら普通に電話するでしょう。

では、どんなサービスならいいのか?

条件としては、

1.相手の状況が悪いときには保留が出来る。
2.相手と密度の高いコミュニケーションがとれる。
3.メール並に手軽。
4.誰でも使いこなせるような仕様。
5.キャリアの違いによって大幅な制限がかからない。

この5つは最低でも守らないといけません。

僕にはまだいい案は浮かんではいませんが、結果的に普及するのはこの条件を3つくらいはクリアできるものでしょうね。

文章バラバラですいませんね。技術を語ったりすること意外は得意じゃないんですよ。