かったるいだけの地元遊び
もうあそこにゃ帰れない
マジでばいばい
はい。やっとこさ木更津キャッツアイワールドシリーズ見てきました!!
in亀有アリオWithOとI
ちょっとしたネタバレですが、始まりがありえねぇ!w
知りたくない人は読まないでね。
最初に釜山死ぬ死ぬ団っていうのが出るわけですが、たぶんこのタイトルにも訳があるはずです。
もともと、木更津キャッツアイが出来る前の企画の段階で、脚本家のクドカンは『西船橋死ぬ死ぬ団』っていうのを構想していました。
しかし、そのタイトルと、収録のし辛さからこの企画は却下されました。
で、クドカンが書きたかった話の大まかな内容が、ちょっと寂れた町で育った主人公が、余命を宣告されて残りの人生をどう生きるか考えていくっていう話だったと思います。
で、他にどういう場所があるかというと、ちょうど経済的に全国最低水準にまで転落していた木更津があったわけで、そのまま決まったというわけです。
で、却下になった『死ぬ死ぬ団』はドラマでも登場しています。それは記念すべき第一話で、学校に侵入し、捕まったときにぶっさんがたぬき像を投げる時に『俺たちは木更津死ぬ死ぬ団だぁ〜!!』と叫んでいました。
その後は仲間たちに『死ぬ死ぬ団はだせぇよなぁ?』『死ぬのはぶっさんだけだしな。』といわれてましたね。
で、そんな裏話はさておき、今回の映画は木更津キャッツアイの集大成と言って良いと思います。
全く予想出来ない展開に、その裏に潜むさまざまなカラクリ。そして木更津に住んだことが無いとわからないネタがたっぷりと含まれていました。
それで思ったのが、一緒にいたOやIはこのネタがわかっているのかどうか。
聞いてみたらやっぱりわかってなかったみたいでしたw
しかし、出演者がアップで走っているシーンでも、背景のシャッターの色で場所がわかるのは面白いね。
それに、木更津市民にのみわかるネタで笑っても回りは全く笑ってないときの軽い優越感w
でも、ラストはしっかりしてて、本当にこれで終わりなんだなと思い知らされました(涙)
しっかりぶっさんの最期も描かれてるし。
出演者の演技も超パワーアップで、特にバンビの成長が凄かった。ラストシーンとかの息遣いから声の詰まらせ方、間の開け方が絶妙。これから見る人はそういうとこにも注目してほしいです。
クドカンも3回見ないと理解しきれないって言ってるし。
文句なしの五つ星映画だと思います。
この勢いでアマゾンと楽天でサントラとシーサイドバイバイ初回限定版Bを注文(笑)