SONYのCybershot、DSC-WX5を購入したのが2010年の秋頃。
しかし、今年の初めうっかりと地面に落としてしまい液晶が割れてしまいました。
修理しようにも、デジカメの値下がりが激しい今日この頃、修理代が12000円と新品買うのと大差ない値段であるいということで躊躇していました。
幸い、Xperia rayの画質は悪くないし、古いEXILIMが無いわけじゃなかったのでしばらくそちらを使っていたが、やっぱり暗所撮影の弱さが辛い。
夏休みも近いし、大学生活の思い出を収めるカメラがそろそろ欲しいなということで購入に踏み切りました。
WX5は中々いいカメラで、夜景や飲み会をフラッシュなしで綺麗に取れるというのが裏面照射型CMOSの圧倒的な強み、動画もハイビジョン撮影の質は高かった。
カメラとしての基本性能で不満は無かったわけなので、普通に考えれば後継機種のWX100あたりが候補になるところだけど、個人的にはどうしても欲しい機能があった。
それは、GPSとWi-Fiである。
2010年夏に名古屋まで自転車で向かった旅では当時EXLIMで結構な枚数の写真を撮った。
しかし、今見ると、一体この写真は何処で撮ったんだっけか?と思うことが多々ある。
その後、iPodtouchや、Rayで撮った写真もPicasaで管理するようになると、撮影場所が記録されている写真は当たり前だが、地図上で表示される。
これを体験したら、是非ともデジカメでもGPSが欲しくなってしまった。
また、Wi-Fiはデジカメで撮った写真を家に帰ってPCからFacebookなどにアップするのではなくて、スマホから出来たら、わざわざ同じ風景をデジカメで撮って、さらにケータイで撮るなんてことしなくて済むのにという考えからである。
もちろん、Eye-Fiなどを使えば実現できる機能ではあるが、カメラ本体でこの機能を持っていて悪いことはない。
暗所撮影に強い裏面照射型CMOS、高品質なビデオ撮影(アクティブモード搭載)、更にGPS、Wi-FiとなるとほぼSONY製に限られてくる中で、最終的に候補はHX30VとTX300Vになった。
TXの方はHXの20倍ズームが5倍になる代わりに、防水などの機能がついている。しかも軽い。ということでかなり惹かれたが値段が7000円前後HXよりも高い。
ただ、WX5の電池が流用できるという点では、バッテリー持ちの心配をしなくていいので、結構魅力ではあったが、ココでデジカメの進化を思い知らされる。
WX5では充電やデータの転送の為に特殊な端子のUSBケーブルが必要だった。
しかし、最新機種ではスマホなどでお馴染みのmicroUSBで充電もデータ転送もできるのだ!
つまり、スマホの充電器やモバイルブースターからの充電が出来るので、電池を二つ持ち歩くメリットが薄れる。しかもHXは安い、ということで結局HX30Vにしたのである。
箱はこんな感じ。価格はAmazonで27080円でした。
Cyber-shot HX30V (1820万/光学x20) ブラック
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筐体はかなりWX5よりも大きく、高級感がある。
(左)HX30V(右)WX5
20倍ズームはいまいち使い道がわからんが、秀逸なのはマクロ撮影機能。かなり近くまで寄れます。1cmまでは寄れる。
Xperia rayの汚れやひび割れまで写っちゃいます。
まだお出かけの予定は先だけども、使ってて不満は無さそう。
とりあえず、購入レポでした。